ガイドAPIリファレンス
ガイド

HERE Geofencing APIの概要

📘

ジオフェンシングはアセットごとのライセンスでのみ使用できます。ジオフェンシングライセンスの詳細については、HEREアカウントエグゼクティブにお問い合わせください。

HERE Geofencing APIは、アセットが特定の地理的領域内にあるかどうかを追跡できるREST APIです。アセットとは、個人、車、スマートフォン、配達パッケージなど、あらゆる追跡可能なオブジェクトを指します。

地理的領域をこのようなアセットに関連する地理的ポリゴン、ポリライン、ポイントの形式でジオメトリーとして定義できます。

アセットの位置を国境、郵便番号の境界、国勢調査の境界のレイヤーなどのマップレイヤーに基づき確認することもできます。

ジオフェンスをカスタム定義オブジェクトにすることもできますが、HERE Geofencing APIを使うとHERE Map Content全体でジオフェンシングが有効になります。HEREマップレイヤーを入手するには、「Map Attributes開発者ガイド」を参照してください。

次の表ではHERE Geofencing APIのユースケースの概要をまとめています。

ユースケース説明
都市の特定の領域を立ち入り禁止にするさまざまな要件に基づき、1日または週の特定の時間において、都市の特定のエリアをアセットの立ち入り禁止区域として指定できます。たとえば、ピーク時に混雑する領域をアセットが避けるようにするケースが該当します。アセットグループごとにポリゴンの静的セットを指定し、アセットが立ち入り禁止区域に接近または侵入した場合、アセットまたは管理システムに警告を出します。このようなポリゴンには個別に有効期間を設定できます。
アセットが到着する15分前に倉庫にアラートを送信する倉庫では配送の準備のため、トラックなどのアセットが到着まで15分以内の位置に到達した際に通知を受信したい場合があります。各倉庫の周辺を囲む等時線ポリゴンは、静的ポリゴンにも動的ポリゴンにもできます。静的等値線ポリゴンは、HERE Routing API v8からの逆方向のIsoline Routingを使用して算出されます。動的等値線ポリゴンは、週の繰り返しの交通パターンまたは現在のライブでの交通状況に基づき定義されます。各ポリゴンの有効期間は倉庫の営業時間に設定できます。
荷物が到着する15分前にエンドユーザーに通知を送信するエンドユーザーは郵便またはドローンでの配達に備え、配達トラック、人、ドローンなどのアセットが到着まで15分以内の位置に到達した際に通知を受け取りたい場合があります。エンドユーザーは配達プロセスが開始されるとすぐに等時線ポリゴンとして入力されます。その後、各アセットでは1つのユーザーポリゴンとの位置関係が確認されます。
ホットスポットポリゴン内の車両が5台未満の場合はタクシーサービスに通知する駅の近くまたは大きなイベント後のスタジアムの周辺では、3分以内の場所に十分な数の車両を確保し、ユーザーが配車をリクエストできるようにします。このケースでは、数多くの静的ポリゴンといくつかの動的ポリゴンを定義します。アラートは個々のアセットではなく、ポリゴン内のアセットの総数に基づきます。フリートマネジメントシステムはポリゴンの数を自ら管理して、車両数が少なくなるとアラートを発します。
消費者が店舗の近くにいるときに通知を出す運転者や歩行者などのアセットが移動中に特定の店舗やレストランの近くを通りかかった場合、広告が消費者に通知されます。それぞれの静的ポリゴンまたはポイントの有効期間は、ショップやレストランの営業時間にします。
アセットが立ち入り禁止の国または地域に入った場合にレンタカー会社に通知するレンタカーの特定のグループでは、保険またはセキュリティの理由から、使用を許可する国または地域が制限されています。この場合、アセットグループごとに大きな地理的領域を細かな精度 (頂点の数) で囲むいくつかの静的ポリゴンを定義します。または、PDEの既存の国境レイヤーをジオフェンスとして使用することもできます。

詳細は以下を参照してください。